すっごい俺

器が小さい、心も狭い。俺の俺による俺のためのエトセトラ

『未来のミライ』みた。感想

 

ネタバレあり。

 

 

 

未来のミライ』みたんだけどさ

 

 

あわなかったなー

 

 

予告の時点であわないなーとはおもってたけど

 

 

あわなかったなー

 

 

としのせいかな

 

これさ

 

妹ができた途端に両親が自分のことかまってくれなくなって癇癪おこした甘えん坊な主人公のくんちゃんが中庭の木の不思議パワーによって時空とか認識とかぶっ飛ばされて最終的に妹のこと大事におもうっていう成長物語なんだけど

 

うーん

 

まずさ、中庭な

 

なんでやねんて

 

未来から妹ひっぱってきたり

 

過去にぶっ飛ばしたり

 

時間旅行できるだけならまだしも

 

なんで犬が擬人化しておっさんになるんねん

 

うーん

 

理由とか、理屈とか

 

いらないっちゃいらなくて

 

でも、いらないならいらないなりの説得力ほしいっつーか

 

かんがえてみたらぜんぜん理屈ねーけどむっちゃおもしろかったー

 

にしてほしいっつーか

 

子供の世界ってさーそりゃー理屈ねーさ

 

感性ばんばんで、この世が謎に満ちてて、不思議なことがあたりまえにおこって、そこに理屈とかないってのはな

 

わかるんだけど

 

そうするにしては、ぶっ飛びかたが足りないんだー

 

子供の感情、けっこーリアルに描いてんじゃん

 

そうすると、やけに現実味でちゃって、のれないんさ

 

もういっそ悟空みたいに、オラわくわくすっぞ、みたいなやつのほーがいいわけ

 

でさー

 

くんちゃん、最終盤まで「活躍」ってやつをしないんさ

 

その時点で、子供向けじゃないわけ

 

子供って、リアルなじぶんみてもおもしろくないんじゃないかな

 

現実ではさ、子供ってヒーローになれないわけさ

 

自分にはパワーがないし、親や社会に強制されっぱで自由がきかないし

 

だからゲームとかアニメとかさ、フィクションのせかいでは

 

じぶんがヒーローになれる、夢みたいんじゃん

 

わかんないけど

 

少なくとも、俺のうしろにいた男の子は序盤でもうあきちゃって

 

俺の背もたれ、始終、足で蹴っとばしてたよ

 

たまにマッサージチェアーみたいに連打されることもあって

 

やめちくれ。

 

両親の描写まあまああって

 

親もたいへんだよねー

 

みたいな

 

親っつってもひとりの人間だからさー

 

つい怒っちゃったりとか

 

理想と現実の間でなやんだりとか

 

しちゃうよねー

 

はじめっから大人のひとなんていないし

 

大人になっても、完璧な大人なんかじゃないんだよね

 

みたいな

 

はは…

 

そんなんみせられてもなー。

 

それつきつめて、大人用のアニメーションにするとか

 

いっそそんなんはぶいて、子供用にすっとか

 

大人と子供、どっちにも媚びうってるかんじがしたなー

 

そういえばさ

 

いまどきの女子高生ってさ

 

おひなさま片づけるために時かけるの?

 

そんなにおひなさま片づけることに執着あるの?

 

うーん

 

良かったとこは

 

ちーさいころのかーちゃんが怒られてるシーンで大雨ふってくるとことか

 

あー子供のとき、怒られてると悲しくてこの世のおわりにかんじて

 

大雨にばしばしうたれるような感覚になるの、すげーわかんなーってのとか

 

あと近未来みたいな駅のシーン

 

あの怪しいかんじ、すきだなー

 

もう、そこまでのシーンは30分くらいにまとめちゃってさ

 

あの駅から始まる、くんちゃんの冒険物語がみたいよ。

 

あと、ひーじーさんな

 

ありゃーかっこいいよ。

 

そりゃかっこいいよ

 

声、福山雅治だしさ

 

そりゃかっこいいよ

 

かっこいいです。

 

 

まあ

 

 

 

そんなかんじ。